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ミキハウスカップ2010第20回ジュニアヨット国際親善レガッタ  実施報告

運営本部長
 森田 光一
((社)日本ジュニアヨットクラブ連盟 委員)

 はじめに

miki 三起商工株式会社(ミキハウス)の特別協賛を頂いて始まったこのレガッタも、回を重ねて本年は、記念すべき第20回目となりました。 外務省、文部科学省、東京都、財団法人日本セーリング連盟、若洲シーサイドパークグループの後援とアサヒ飲料株式会社、パフォーマンスセイルクラフトジャパン株式会社、株式会社オンザウェイの協賛を頂いて、社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟と東京都ヨット連盟との共同主催により、例年の9月第一日曜日を変更して9月20日(月・祝)に東京都江東区若洲ヨット訓練所とその沖合において開催いたしました。
 第1回よりレガッタ会場となっております若洲ヨット訓練所は、東京都民のヨット教室や地元江東区小中学校セーリング部、ジュニアヨットクラブ、早稲田大学高等学院ヨット部、日本大学松戸歯学部ヨット部等幅広い層のヨット愛好者の活動の中心となっており、当日もヨット教室が開校されていて東京都ヨット連盟の役員の皆さんは大忙しでした。
  毎年9月の第一日曜日に開催しておりましたが、今年は他のジュニアヨットの大会等スケジュールを勘案し、9月20日の敬老の日に開催をずらしてみましたところ、昨年は60名の参加者でしたが、今年はなんと104名(残念ながら内2名が病気で欠席)の選手がエントリーして頂きました。ただ一つ誤算でしたのは、インターナショナルスクールが日本の祝祭日を採用していない学校が多数あるため、外国籍選手の参加がそれほど伸びなかったことでした。しかしながら、遠くは宮古ジュニアヨットクラブや松島・名取ジュニアヨットクラブ、浜名湖ジュニアヨットクラブ等からの参加で17クラブとなり、OP級初級者が34名、OP級上級者が70名と第20回の記念大会にふさわしく大変賑やかな大会となりました。

 開会式

 9時00分より開会式が行われ、佐藤精知夫大会副会長((社)日本ジュニアヨットクラブ連盟副会長)、特別協賛を頂いた三起商工株式会社からは、第1回より欠かさずお越しいただいている社長室光川彰夫室長より選手たちへの激励の挨拶と師田充夫レース委員長(東京都ヨット連盟理事)からの注意事項等の説明がありました。 続いてのA、Bグループ別艇長会議の後、各クラス出艇しレース海面へ向かいました。

レース

 競技は上級者クラスのAグループ70艇と初級者クラスのBグループ34艇に分かれて、Aグループは荒川河口三角州沖レースコースで、Bグループは出艇数が多いためB海面を当初予定していたポンド内から外へ出してのレースとなりましたが、東京都連の各運営艇がてきぱきと指示を出し、曳航をする等初級者のレースも大きな混乱もなく行われました。

 Aグループは全レースを通じ、150°から180°で0〜3m/sの微風のなか2レースが出来ました。微風でフレも多かったので、日頃の練習の成果を充分に発揮できなかった選手もいたことと思います。 Bグループはさらに風のコンディションが悪く、150°を中心に0〜2m/sの風の中1レースしか出来ませんでした。 今年の夏は歴史的な猛暑であったため今大会も熱中症を大変心配しており、当日もお彼岸の季節とはいえ30度を越す暑さでしたが、幸い熱中症にかかった選手はなく、軽い船酔いのためのリタイヤが一人あっただけでした。

閉会式

miki 全レース終了後、閉会式前に全員でヨット訓練所内の清掃を行い、15:40より閉会式を陸上本部前で行いました。成績発表に続き、1〜6位までに表彰状、1〜3位に金、銀、銅メダル授与を行いました。 Aグループ優勝者の藤沢市青少年セーリングクラブの榊原健人君には、ミキハウスの優勝者ジャケットが光川社長室長より授与されました。更にAグループ優勝者の榊原君、Bグループ優勝者の江ノ島ヨットクラブジュニアの桐井航汰君にはクリスタルの大きな「ミキハウスカップ」が同じく光川室長より授与されました。その後、佐藤精知夫大会副会長の挨拶、師田充夫レース委員長のレース講評をいただき閉会式を終了しました。

懇親パーティー

miki 続いて、参加選手と指導者、保護者、運営スタッフ一同が参加し、親睦パーティーが盛大に行われました。美味しい食事と飲み物を楽しみながら、参加賞の他に、ミキハウスさんからの沢山のミキハウス製品の賞品とパフォーマンスセイルクラフトジャパンさんからのヨット用品が福引方式で全員に行き渡り参加選手も大満足の様子でした。子供たちのくじ引きの後に指導者・保護者の景品のくじ引きも行われ、大人も童心に戻って楽しんでいました。 懇親パーティーは例年より沢山のピザなど充実した内容と、特に大会役員手作りの焼きソバ(160食分)も大人気でした。 今回特別ゲストとして、ITエンジニアでありながらプロのバグパイプ奏者でもある、チム・ニーリーさん(スコットランド系アメリカ人)に、タータンチェックのキルトにジャケット、帽子、スポーランと完全正装でバグパイプを演奏していただき、初めて聞くバグパイプの音色に選手達はもちろん指導者や保護者の皆さんも聞き入っていました。そもそもバグパイプは、戦争での信号伝達や戦闘士気を高めることが目的の楽器のため、大変迫力のある楽器であり、イエス・キリストも聞いたであろうといわれるほど大変古い歴史のある楽器でもあります。 懇親会お開き時に、もう一度会場周辺の清掃を参加者全員で行い、今年の大会を無事終了しました。

最後に

  最後に、これまで20年間に亘りこの大会にご協力頂いた全ての関係者に感謝申し上げるとともに、今後の30回、50回レガッタと大会を続け、さらに多くの参加者を得て充実したものとなりますよう、ご協力を重ねてお願いして報告とさせて頂きます。

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