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        日本ジュニアヨットクラブ連盟 事務局
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					国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2010 実施報告
競技会副委員長 
東京都ヨット連盟副会長
北住 威彦
						
 はじめに
 「国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2010」が7月30日(金)〜8月1日(日)の3日間、東京都江東区若洲ヨット訓練所及び若洲沖で、海外から韓国、ニュージーランド、オーストラリア3チーム15名の選手と指導者7名を迎え、国内から20チーム95名の選手、63名の指導者・保護者に役員等関係者120名余の総勢300名を超える規模で開催されました。参加艇数はOP級72艇、レーザー4.7、ミニホッパー級、FJ級、420級の4艇種26艇でした。
 「国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2010」が7月30日(金)〜8月1日(日)の3日間、東京都江東区若洲ヨット訓練所及び若洲沖で、海外から韓国、ニュージーランド、オーストラリア3チーム15名の選手と指導者7名を迎え、国内から20チーム95名の選手、63名の指導者・保護者に役員等関係者120名余の総勢300名を超える規模で開催されました。参加艇数はOP級72艇、レーザー4.7、ミニホッパー級、FJ級、420級の4艇種26艇でした。
							今年の競技会は猛暑の中で行われましたが、暑さと引き換えに各レースとも風は順風(3〜6m/s)に恵まれ、風向も(175°〜210°)安定した状況で推移し、運営役員皆さんの努力もあって、全7レースを消化することが出来ました。 
							選手の健康管理面で心配された熱中症も、発症者なしで終わることが出来ました。このことは選手本人と保護者、指導者の協力による対策の徹底にあったと思いますが、一方で選手たちの暑さに負けない逞しさも感じとることが出来ました。 
							今年はB海面もポンド内ではなく若洲沖合いに出して、A、Bの2海面でレースを行いましたが、日々変化する東京の街、高層ビル群や建設中のスカイツリー、臨海大橋等の景観を背景に繰り広げられ、都会ならではの国際レースを選手たちには十分に楽しんでもらえた3日間であったと思います。
						
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| 熱中対策は万全 | 医療救護担当の上原先生と、 後藤看護士、佐藤琴美さん | 
開会式・国際交流会
 レースに先立って30日、ホテルマリナーズコート東京の会場に、文部科学省坂元課長(生涯スポーツ課)、国土交通省天谷課長(海洋政策課)、山崎江東区長、東京都スポーツ振興局笠井局長、(財)東京都スポーツ文化事業団高橋理事長、アビームコンサルティング(株)日高執行役員その他多数のご来賓の出席をいただいて、江東区立第二砂町中学校吹奏楽部の演奏で選手が入場し、競技会会長の(社)日本ジュニアヨットクラブ連盟石原会長への前年度の優勝杯返還・レプリカ授与で開会式が始められ、夢の島ヨットクラブの川戸樹理さん、八木健太君と江東区ヨット連盟の来栖潤樹君の3人による少年ヨット憲章と浅井颯太君と川戸紅葉さんの選手宣誓で競技会の幕が切って落とされました。
 レースに先立って30日、ホテルマリナーズコート東京の会場に、文部科学省坂元課長(生涯スポーツ課)、国土交通省天谷課長(海洋政策課)、山崎江東区長、東京都スポーツ振興局笠井局長、(財)東京都スポーツ文化事業団高橋理事長、アビームコンサルティング(株)日高執行役員その他多数のご来賓の出席をいただいて、江東区立第二砂町中学校吹奏楽部の演奏で選手が入場し、競技会会長の(社)日本ジュニアヨットクラブ連盟石原会長への前年度の優勝杯返還・レプリカ授与で開会式が始められ、夢の島ヨットクラブの川戸樹理さん、八木健太君と江東区ヨット連盟の来栖潤樹君の3人による少年ヨット憲章と浅井颯太君と川戸紅葉さんの選手宣誓で競技会の幕が切って落とされました。
							 開会式に続いて行われた国際交流会は参加クラブの紹介をはじめ、海外チームとホストクラブチームのクラブペナントやプレゼントの交換等が行なわれました。 選手達は言葉のハードルをものともせず、会場のあちこちで、笑顔の交流風景を見せていました。
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| 江東区第二砂町中学校吹奏楽部 の演奏で入場 | 開会式選手入場 | 
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| JJYU石原会長ご挨拶 | 文部科学省スポーツ・青少年局 生涯スポーツ課 坂元課長様ご挨拶 | 
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| 国土交通省総合政策局海洋政策課 天谷課長様ご挨拶 | 少年ヨット憲章「山中湖宣言」 川戸樹理さん、八木健太くん、来栖潤くん | 
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| 選手宣誓 浅井颯太くん、川戸紅葉さん | 
開会式に続いて行われた国際交流会は参加クラブの紹介をはじめ、海外チームとホストクラブチームのクラブペナントやプレゼントの交換等が行なわれました。 選手達は言葉のハードルをものともせず、会場のあちこちで、笑顔の交流風景を見せていました。
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| 食事はバイキング | 着物で参加は YMFSジュニアヨットスクール葉山の皆さん | 
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| 日本チームからの記念品贈呈 (ニュージーランドチーム) | 仲良しになったかな | 
レース
						
この海面の特徴である、潮流と荒川の下流への流れ、更に風向が絡んで運営側(発着)はスタートラインのセッティングに苦慮しました。選手側もスタートライン付近での自艇の位置のキープが難しく、スタートのやり直しを再三繰り返すことになりました。A、B両海面とも同様な状況でしたが、何とか良いレースを沢山させてやりたいと考えていた運営側がI旗を効果的に用いるなど粘り強く対応したことによって、又曳航など有効に行なって、全7レースすべてをフルコースで実施するという好結果につながりました。
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| ぞくぞくと出艇 | 曳航でレース海面へ、OP級初級者 | 
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| レーザー4.7、ミニホッパー級のスタート | ゼネリコ連続、OP級上級者のスタート | 
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| 今度はスタート出来るかな。 OP級上級者第1レース | トップ回航は誰だ? OP級上級者 | 
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| OP級初級者のスタート | 
参加艇
						
この競技会の参加艇のうち、今回始めてレーザークラスを4.7に絞って実施しましたが、参加艇数が15隻となり、今後のユースセーラーのためのポストOP級の艇種として、その普及の動向に注目して行きたいと思います。
閉会式
						
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| レース後に食べるカレーは格別 | トマトもおいしそう | 
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| みんなでハーバーのお掃除 | みんなでハーバーのお掃除 | 
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| みんなでハーバーのお掃除 | 閉会式司会のJJYU中根理事と 運営委員会の皆さん | 
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| 佐藤実行委員会会長ご挨拶 | 伊藤プロテスト委員長講評 | 
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| アビールコンサルティング(株)執行役員 日高 信邦様のご挨拶 | 韓国チーム 車監督のご挨拶 | 
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| 東京都スポーツ振興局スポーツ事業部長 安藤英二様のご挨拶 | 国旗降納 | 
 <成績の詳細については別表の通りですが、特別表彰等は次の通りです。>
					(個人表彰)
					
| 文部科学大臣杯と賞状、奥村杯 | |
| OP級上級者優勝者  夢の島ヨットクラブ  川戸紅葉 | 
| 国土交通大臣杯と賞状、小澤吉太郎杯 | 
| OP級初級者優勝者  藤沢市青少年セーリングクラブ  仲 美南 | 
| 東京都知事杯 | |
| レーザー4.7優勝者 
										レーザー江の島フリート 村山仁美 | 
| 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団理事長杯 | 
| ミニホッパー級優勝者  山中湖中学校ヨット部  福岡寛太 | 
| 江東区長杯 | 
| FJ級優勝者  早稲田大学高等学院ヨット部  日塔和宏・櫛田佳佑 | 
| 特別協賛・アビームカップ | 
| OP上級者   韓国チーム  Park Jae Wan  (パク チェ ワン) | 
| レーザー4.7  韓国チーム  Kim Chang Yun (キム チャン ユン) | 
| 社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟会長杯 | |
| 江の島ヨットクラブジュニア 今年初めて設けられた海外派遣を援助する「社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟会長特別賞」はクラブ対抗レースに優勝した江の島ヨットクラブジュニアに与えられました。 | 
| 特別協賛・アビームカップ | |
| 江の島ヨットクラブジュニア | 
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| 文部科学大臣杯、奥村杯 OP級上級者優勝者 川戸紅葉さん(夢の島ヨットクラブ) | 国土交通大臣杯、小澤吉太郎杯 OP級初級者優勝者 仲 美南さん(藤沢市青少年セーリングクラブ) | 
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| 東京都知事杯 レーザー4.7優勝者 村山仁美さん(レーザー江の島フリート) | YMFS理事長杯 ミニホッパー級優勝者 福岡寛太くん(山中湖中学校ヨット部) | 
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| 江東区長杯 FJ級優勝チーム 日塔和宏くん・櫛田佳佑くん (早稲田大学高等学院ヨット部) | OP級上級者入賞のみなさん | 
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| OP級初級者入賞のみなさん | レーザー4.7入賞のみなさん | 
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| ミニホッパー級入賞のみなさん | FJ級入賞のみなさん | 
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| アビームカップ OP級上級者優勝者 パク チェ ワンくんと入賞者 | アビームカップ レーザー4.7優勝者 キム チャン ユンくんと入賞者 | 
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| JJYU会長杯(国内クラブ対抗レース優勝) 江の島ヨットクラブジュニアと入賞クラブ | アビームカップ (パンパシフィックチームレース優勝、2位、3位) 江の島ヨットクラブジュニア、 韓国チーム、 ニュージーランドチーム | 
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| JJYU会長特別賞 江の島ヨットクラブジュニア | 
最後に
						
今年の競技会全般について反省をしてみますと、いくつかのインシデントもありましたが、2007年、2009年と過去2回の当地で実施した本競技会の経験が生かされ、比較的スムーズなそしてジュニアセーラー本位の運営がなされたのではないかと思います。 後援をいただいた文部科学省、国土交通省、東京都などをはじめ、特別協賛の財団法人東京都スポーツ文化事業団並びにアビームコンサルティング株式会社やエスビー食品株式会社、大塚製薬株式会社など多くの協賛、協力をいただいた関係諸団体に対して心からお礼を申し上げます。
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