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第22回ジュニア国際親善レガッタ(ミキハウスカップ東京2012) 
実施報告書

レガッタ運営本部総務部副部長
(社)日本ジュニアヨットクラブ連盟
委員 渡邊 健二

 はじめに

クラブハウス

 第22回ジュニアヨット国際親善レガッタ(ミキハウスカップ東京2012)は、平成24年10月14日(日)、今年も東京都江東区若洲ヨット訓練所及び若洲沖に於いて開催予定でしたが、来年の東京国体に関する工事の為に直前になってハーバー使用が不可能になり、急遽、千葉市の稲毛ヨットハーバーで開催することになりました。

 千葉県セーリング連盟、千葉ヨットビルダーズクラブ、稲毛ジュニアセーリングクラブ、千葉市立磯辺第一中学校ヨット部、千葉市立稲毛高等学校附属中学校ヨット部のご理解とご協力により、間近の会場変更に拘わらず、何とか準備を進め開催出来る事となりました。 文部科学省と公益財団法人日本セーリング連盟の後援と、三起商工株式会社(ミキハウス)の特別協賛、大塚製薬株式会社と株式会社オンザウェイの協賛を頂いて社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟、千葉県セーリング連盟、東京都ヨット連盟の共同主催にて開催されました。

 直前の開催場所変更に関わらずOP級上級者:19艇・OP級初級者:21艇・シーホッパー級SR:9艇・ミニホッパー級:8艇・レーザー4.7:7艇・レーザー4.7(オープン参加):2艇の総勢66艇の参加を頂き有難うございました。 参加クラブ指導者の皆様にお礼申し上げます。

 開会式

 石原伸晃大会会長が公務の為欠席となったので、代理で出席頂いた岩崎純秘書から挨拶を頂き、佐藤精知夫大会副会長のご挨拶に続いて前年度優勝選手から優勝カップの返還式を行いました。 グループAとBに別れてスキッパーズミーテングを行った後全員で記念写真を撮りました。

開会式 開会式
開会式 開会式

 レース

 前日は暑い位の天気でしたが大会当日は肌寒く小雨が降る中のレースとなりました。

(レースエリアA)
第1レースは、天候:小雨、風向:80°、風速:2m/sで、ミニホッパー級、シーホッパー級SR、レーザー4.7(含むオープン参加)が同時に10:25にスタートし、OP級上級者は10:30にスタートしました。 風が弱いのに潮の流れが強いようで、各艇とも苦戦しているようでした。

第2レースも、天候:小雨、風向:80°、風速:2m/sで、ミニホッパー級、シーホッパー級SR、レーザー4.7(含むオープン参加)が11:55にスタートし、OP級上級者は12:00にスタートしました。

第3レースは、天候:曇りとすこし良くなって来ました。風も風向:15°、風速:3m/sと少し吹いて来ましたが、まだまだ弱い状況でした。ミニホッパー級、シーホッパー級SR、レーザー4.7(含むオープン参加)が、13:25にスタートし、OP級上級者は13:30にスタートしました。 各クラスとも上位は、安定して帆走をしていました。

(レースエリアB)
第1レースは、天候:小雨、風向:80、風速:2m/sで、21艇が10:30にスタートしました。 初級者用のコース設定としては長い1時間超えのコースであった為にDNFが4艇ありました。

第2レースは、天候:小雨、風向:80°、風速:2m/sで、同じく21艇が11:50にスタートしました。 コース設定を短くして行ったので、全艇完走出来ました。

第3レースは、天候:曇り、風向:10°、風速:2m/sで、同じく21艇が13:45にスタートし全艇完走しました。

レース レース
レース

 閉会式・表彰式・親善パーテイー

 閉会式・表彰式・親善パーテイーは、当初は本部テント前にキッチンカーを設置して準備をしましたが、直前になって雨模様と寒さが予想された為、急遽クラブハウス2Fに会場を移動して設置し直しました。

余り形式的にならないで楽しく閉会式を進めようと、キッチンカーから2階へ順次温かい出来立ての食事を運んで、先ず選手、指導者・保護者の皆さんに食事を始めて貰いました。

食事もだいぶ進んで皆さんが賑やかに寛いだところで、佐藤精知夫大会副会長からご挨拶を頂き閉会式と表彰式が始まりました。 例年の開催地、東京都若洲ヨット訓練所が来年の東京国民体育大会の為のハーバー改修工事の為に使用出来なくなったが、千葉県セーリング連盟と千葉ヨットビルダーズクラブ、稲毛ジュニアセーリングクラブ、磯部第一中学校ヨット部、稲毛高等学校附属中学校ヨット部の皆さんのご協力と東京都ヨット連盟も協力して頂いて、素晴らしい稲毛ヨットハーバーで無事開催出来て大変嬉しく、お礼申し上げるとのご挨拶がありました。

PARTY PARTY

 成績表と表彰状の準備が出来たところで、運営本部事務局長補佐の山本武さんの成績発表に従って、佐藤精知夫大会副会長から連盟の表彰状とメダルの授与を行いました。

OP級上級者優勝者、横浜ジュニアヨットクラブの中村瑠夏さんにはミキハウス優勝者ジャケット及びクリスタルの「ミキハウスカップ」が三起商工(株)の光川総務部長と今年のロンドンオリンピックにボードセーリングで出場したミキハウス社員の須長由季選手とから授与されました。

OP級初級者優勝者、千葉ヨットビルダーズクラブジュニアの谷口一騎君にもクリスタルの「ミキハウスカップ」が同じく光川総務部長から授与されました。 OP級上級者、OP級初級者、ミニホッパー級、シーホッパー級SR、レーザー4.7、の各クラス1位〜6位までに連盟の表彰状、1位〜3位に金、銀、銅メダルが授与されました。 クラブ対抗レースは、横浜ジュニアヨットクラブが優勝し、連盟特別賞として2013年春休みに関東水域OP連絡会が開催する予定のタイクリニック参加の資格の表彰と目録が授与されました。 レーザー4.7(オープン参加)には1位〜2位に表彰状が授与されました。

それぞれの入賞者にはミキハウスさんから、いろいろな素晴らしいミキハウスグッズが副賞として贈られました。 須長選手と一緒に写真を撮ったり、サインを貰ったりと、楽しく親善パーティーが進みました。 又、入賞出来なかった選手たちだけによる「じゃんけん大会」によって、沢山のミキハウスグッズが順番に贈られて、賑やかなパーティーとなりました。

伊藤亮一プロテスト委員長のレース講評を頂き閉会式・表彰式と親善パーティーは無事終了しました。

表彰式 表彰式

 最後に

 天候は小雨の中、風にも恵まれて全レースを順調に消化し、事故も無く大会を終了出来たことは、協賛・後援を頂いた関係各団体及び参加の指導者・保護者の御協力の賜物と改めて感謝申し上げて報告とさせて頂きます。

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