社団法人
日本ジュニアヨットクラブ連盟 事務局
〒251-0038
神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3-16-13
TEL:046-690-3617
FAX:046-690-3618
E-mail:info@jjyu.net
ジュニアヨット国際親善レガッタ(ミキハウスカップ大阪2012)
実施報告書
レース委員長 井 上 博
(大阪北港ディンギークラブ顧問)
はじめに
昨年、東京都若洲ヨット訓練所で開催された第21回ジュニアヨット国際親善レガッタ(ミキハウスカップ2011)の期間中に、株式会社ミキハウス様の本社のある大阪地域(本社は大阪府八尾市)でもミキハウスカップを開催したいという提案を社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟からしたところ、株式会社ミキハウス様からも良い企画だとご賛同を頂いたということで、社団法人日本ジュニアヨットクラ連盟から、大阪北港ディンギークラブに対し、レガッタの開催引き受けとレース運営の要請を頂きました。クラブでは早速いろいろと検討を重ね、その後大阪北港ヨットハーバーまで連盟幹部の皆さんが打ち合せに来られて、双方で検討を重ねた結果、連盟と大阪北港ディンギークラブの共同開催という事で開催を引き受けることになりました。
本レガッタには、文部科学省、大阪市、公益財団法人日本セーリング連盟の後援を頂き、株式会社ミキハウス様には特別協賛して頂きました。
協賛として大塚製薬株式会社様からポカリスウェットの提供を頂き、大阪北港学生ヨット連盟、株式会社よしもとデベロップメンツ等のご協力も頂きました。
初日の22日は体験試乗会で、インターナショナルスクールの在日外国人の5名のご家族をはじめ、ミキハウスの入社内定者の9名の学生や一般の方などの計26名が午前と午後に分かれて、大阪北港ディンギークラブのインストラクターの指導の下、シカーラやアクセスディンギーで楽しみました。
23日のレガッタの参加数は8クラブ31艇+オープン参加の指導者が5艇、クラスの内訳はOP級上級者クラスが18艇、OP級初級者クラスが7艇、トッパー級6艇、トッパー級オープン参加が5艇の計36艇でした。
参加クラブは、石川羽咋ジュニアセーリングクラブ(石川県羽咋市)、湖山池ドリームジュニア(鳥取県鳥取市)、宮津ジュニアヨットクラブ(京都府宮津市)、B&G高松海洋クラブ(香川県高松市)、和歌山ジュニアヨットクラブ(和歌山県和歌山市)、レーザー光フリート(山口県光市)、B&G伊丹海洋クラブ(兵庫県伊丹市)に地元大阪市の大阪北港ディンギークラブの8クラブと、各地から集まって頂きました。
大阪北港ヨットハーバー
レース
当日朝の受付時には小雨状態でしたが、レース開始時には雨も上がっていました。A海面は淀川の河口でのレースエリアのため、潮の流れと川の流れが相乗して2m/secの風では殆ど艇が動かない状態でのレース展開となりました。
第1レースは多少風があり3〜4m/secあったのですが、通常行っているクラブレースよりは短めにレグを取ったものの、第1マークを回った後の第2マーク付近から風が落ちてきたためかなり苦しいレース展開となり、OP級上級者クラスをコース短縮させ、何とか全体の3/4程度がフィニッシュして成立しました。
続く第2レースは思いっきりコースを短くしてスタートさせましたが、第1マークを回れる艇が殆どなく、約2時間かけて4艇フィニッシュで終了となりました。
レース委員長としての判断が問われるレースとなりました。
昼からの風に期待して、昼食のため一旦ハーバーに帰港、14時に出航させ1レースだけでもと思い、マーク設定を東南の風が吹く中で西の風に合せてマーク設定して待つこと15分、バッチリ吹いてきました280°の風が。
コース設定も更に短めにして直ぐにスタートさせ何とか第3レースで全艇フィニッシュさせることができました。レース終了時刻は15:17:30何とか表彰式兼バーベキューパーティーに間に合わせることができました。
一方、OP級初級者クラスはハーバー内のボンドで行ったため、順調にレースをこなし、予定の4レース+遊びでの1レースまで行い、選手だけでなく応援の保護者まで陸上から声をからしての熱戦が広げられて最高に盛り上がっていました。
表彰式兼親善パーティー
終わりに
最後にこのようなレガッタを誘致くださった社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟の皆さん、また冠になって頂いた株式会社ミキハウス及び同社員の皆さんには本当にお世話になりました。来年入社予定の内定者の皆さんに沢山お手伝い頂きましたことやヨットに体験乗船されたことを是非今後の会社生活で生かして頂きたいと思います。
是非次回も大阪北港ヨットハーバーで開催されますことをお願い申し上げてお礼の言葉とさせてもらいます。
Japan Junior Yacht Club Union ALL RIGHTS RESERVED