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文部科学大臣杯・国土交通大臣杯
国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2007(東京若洲大会) 
実施報告

実行委員会委員長 鈴木 修(東京都ヨット連盟理事長)

若洲 “国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2007(東京若洲大会)”は、当連盟、東京都、東京都ヨット連盟、夢の島ヨットクラブ、江東区ヨット連盟、中央区ヨット連盟共同主催により、文部科学省、国土交通省、(財)日本セーリング連盟その他多くの後援を頂いて、8月3日(金)〜5日(日)の3日間、東京湾の荒川河口にある“若洲ヨット訓練所”の沖合で開催しました。国際交流大会として、海外から例年より1チーム多く、ニュージランド、オーストラリア、ロシア、韓国の4チーム20名に加えて、国内から25チーム106名の選手と指導者・保護者86名(9名の外国チーム指導者含む)、運営役員79名、総勢291名が参加しました。

 レース海面となった若洲沖は遠くにディズニーランドを望み、2016年の東京オリンピック招致にむけて活動を開始した東京都に属する数少ないセーリングエリアとなっている場所で、2013年開催の東京国体もここでの実施が決まっています。

整列 初日は、受付、チャーター艇の引渡しの後、場所を晴海のホテルマリナーズコート東京に移し開会式を行いました。来年若洲で開催の埼玉県インターハイに演奏出場が決まっている埼玉県立志木高等学校吹奏楽部の協力を頂いて、勇壮な行進曲で選手が入場し、地元ホストクラブの江東ジュニアヨットクラブの藤浪一帆君、中央区ヨット連盟ジュニアヨットクラブの石原颯人君、石井衛君、堤たくみ君4人による“少年ヨット憲章”の宣言と夢の島ヨットクラブの八木健太君、浅井風花さんの力強い選手宣誓で大会が開幕となりました。その後、協賛会社の大塚製薬株式会社から”熱中症対策“をテーマとする安全講習会が開かれ、夕食はホテル肝いりの豪華なディナーバイキングで日本食が大人気、プレゼントの交換などもあって、夜のふけるまで楽しい国際交流が続きました。

ポンド内トライアル(シーホッパー級SR) 2日目は、あいにく台風5号の影響で10m/sec以上の南風が吹き寄せ、河口特有の逆波が立ち、A海面でのレースは断念せざるをえませんでした。波が穏やかだったポンド前のB海面では本競技会初めての試みとして、OP級初級者を3グループに分けた予選会を各3レース合計9レース実施、岸壁に陣取った応援団の歓声の中で、ジュニアレーサーらしい真剣な攻防が見られました。A海面には出艇を禁じたので、運営本部、レース委員会が相談し、OP級上級者、シーホッパー級SRの選手でポンド内での帆走を希望した者には、運営役員の協力のもと、OP級3グループ、シーホッパー級SRは1グループの合計4グループに分けてトライアルレースによる帆走練習を行い翌日に備えました。

A海面OP級上級者上マーク 最終日は、3〜6m/secの南風、晴天という絶好のコンディションの中、B海面は前日の予選会を勝ち上がった選手達の決勝ラウンドを実施、A海面においても各クラス3レースを午前中に終了することが出来ました。台風の影響で、A海面では予定通りにはレースが実施できずに残念でしたが、国際色豊かな交歓の場面が会場のそこここに見られ、遠くにディズニーランドを望む海面にも嬌声が飛びかうさまは国際交流大会の名にふさわしい楽しい3日間でした。

 成績については別途発表しますが、団体戦のクラブ対抗レースでは参加人数も最多の江ノ島ヨットクラブジュニアが昨年に続いて連続優勝、温海中学校ヨット部が2位、K.M.C.横浜ジュニアヨットクラブが3位でした。今年初めての外国チーム団体戦クラブ対抗レースではニュージーランドチームが優勝し、特別協賛表彰のアビームカップを獲得しました。

国土交通大臣賞授与 各クラス個人戦は、OP級上級者は中央区ヨット連盟ジュニアヨットクラブ石原颯人君が第1位で文部科学大臣杯、奥村杯を獲得、シーホッパー級SRは湘南サニーサイドジュニアヨットクラブ中村光希君が第1位で国土交通大臣杯、海王丸杯を獲得、それぞれ外国チームの選手を抑えて優勝しました。OP級初級者は江ノ島ヨットクラブジュニアの町谷拓飛君が第1位で小澤吉太郎杯を獲得、ミニホッパー級は温海中学校ヨット部佐藤駿君が第1位でYMSF杯を獲得。レーザー級ラジアル&4.7はK.M.C.横浜ジュニアヨットクラブ塩島太郎君が第1位、FJ級は早稲田大学高等学院ヨット部内の2艇レースで前島雄太・石橋賢人チーム、SS級も2艇レースで同ヨット部市川航平・荒川友宏チームが第1位、テーザー級は鈴木明日香・酒井優紀チームの1艇のみ参加でした。

 国際交流個人賞も特別協賛表彰としてアビームカップが授与されましたが、OP級上級者は第1位から3位まで全てニュージーランドチームのエリカ・ドーソンさん、ジェイヴィー・ブカナン君、サム・スコフィールド君の順でした。またシーホッパー級SRの第1位もニュージランドのトーマス・サンダ−ス君が獲得しました。

 特別協賛を頂いたアビームコンサルティング株式会社をはじめとする多くの後援団体・企業、協賛会社に心よりお礼を申し上げます。又、外国選手のためのチャーター艇について多大の協力を頂いた江ノ島ヨットクラブに感謝申し上げます。
ボランティアとしてお手伝い頂いたホストクラブの夢の島ヨットクラブ、江東ジュニアヨットクラブ、中央区ヨット連盟ジュニアヨットクラブの皆さん有難うございました。
そしてお疲れ様でした。またお会いしましょう。

石原会長挨拶 選手宣誓
石原会長挨拶 選手宣誓
ブラスバンド 石原会長と外国チーム
ブラスバンド 石原会長と外国チーム
交流パーテイー ポンドの応援団
交流パーテイー ポンドの応援団
出艇 OP級初級者(ポンド内)
出艇 OP級初級者(ポンド内)
大会本部 ポンド内トライアル(シーホッパー級SR)
大会本部 ポンド内トライアル(シーホッパー級SR)
大会本部役員協議 ポンド内トライアル(OP級上級者)
大会本部役員協議 ポンド内トライアル(OP級上級者)
A海面SS級・テーザー級・FJ級、本部船 A海面シーホッパー級SR・レーザー級
A海面SS級・テーザー級・FJ級、本部船 A海面シーホッパー級SR・レーザー級
A海面OP級上級者スタート A海面OP級上級者ランニング
A海面OP級上級者スタート A海面OP級上級者ランニング
カレーライス準備OK 受付
カレーライス準備OK 受付も和気あいあいです
救護所とドクター カップ準備OK
救護所とドクター カップ準備OK
カレーライスとロシアチーム 会場のゴミ収集
カレーライスとロシアチーム 会場のゴミ収集
会場のゴミ収集 モチロン選手も参加
会場のゴミ収集 モチロン選手も参加
プロテスト委員長講評 外国チーム子供達。ちょっとお疲れ
プロテスト委員長講評 外国チーム子供達。ちょっとお疲れ
国交省鈴木課長挨拶 アビームコンサルテイング竹下常務挨拶
国交省鈴木課長挨拶 アビームコンサルテイング竹下常務挨拶
日本チーム子供達 NZチーム(外国チーム対抗戦優勝)
日本チーム子供達 NZチーム(外国チーム対抗戦優勝)

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