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2008三ツ矢サイダーカップ九州大会
(第6回 九州ウインターカップ) 実施報告

鹿児島ジュニアヨットクラブ 代表 橋元幸一

ミキハウス 今回の三ツ矢サイダーカップは「そんな大会があるのなら支援を考えてみようか」とJJYUの佐藤副会長さんと会話したのがキッカケでした。“そんな大会”というのは、「真冬に鹿児島で九州圏のレースをやって見ようよ」という、夏場の九州OP級レース会場で各県コーチとの談笑のなかから始まったことでした。他県の人達は鹿児島の冬は暖かいと思っているらしいが、我々地元の人間にとってはやっぱり冬は寒い、大丈夫かなと最初は随分心配もしたものです。

 OPセーラーの子供達にとって11月のOP全日本戦から3月末の最終選考戦までは大きなレースがなく、良い風の吹く冬期にセーリングのスキルアップ、心身の鍛錬など、最終選考を控えての実戦調整の目的も兼ねて、思い切ってやってみることになりました。以来、今年で6回目。過去3回は直前に雪が降り、高速道路が止まってしまい、一般道路経由で時間がかかった時でもみんなが参加してくれる大会に育ってくれました。
“そんな大会”が、今回はアサヒ飲料株式会社の三ツ矢サイダーカップとして支援を受けることになり、子供達にとってもおおいに張り切る大会になったことは言うまでもありません。

 前日の夜半に着いたクラブをはじめ、全部で11クラブ、OP級上級者クラス32名、OP級初級者クラス16名、そして今回初の試みでシーホッパー級SRクラス10名の合計58名の小・中学生が参加してくれました。ほかに、コーチ・保護者50名、運営陣30名、ホストクラブである鹿児島ジュニアから手伝ってくれたお母さん達15名、全部合わせると約140名が錦江湾の平川ヨットハーバーに集まりました。

ミキハウス ミゾレ雨の降る初日、軽風3〜6m/secのなかで予定の3レースを行うことができました。ぬれた体に相当寒さがこたえたと思われましたが、17時に無事全艇が帰着し着岸、足湯ならぬ手湯で温めながらあと片付けもがんばっている子供達を待っていたのが鹿児島特産のスイーツである安納芋(いまや超品薄の貴重品)で、とりあえず夕食までのつなぎ。
2日目はすっきりと晴天、目前の桜島が高々と噴煙を上げ、おまけにおおきな虹もかかり、絶好のロケーションがみんなを歓迎してくれました。風は8〜12m/secの最高の?コンディション。初級者クラスには少々ハードでしたが、今回の初級者クラスはなかなか頑張って拍手拍手。最終レース前から気温が下がり始め、おまけに大粒の雨も降り出して厳しい状況となりましたがあえてレースは続行。保護者の表情を見ていると、はらはらしつつも厳しさのなかで成長しているわが子を見て満足してくれているようでほっとしました。運営陣の努力と子供達の頑張りで無事6レースを行い、鹿児島ジュニアのホステスさん方(失礼!)が用意したカレーで昼食をとったあと、予定の表彰式と続きました。

 OP級上級者クラスの優勝者にはなんとセールバッグ付のセールの副賞がつき、各クラスともトロフィーと副賞が授与されて、続いて行われたお楽しみ抽選会では6段切り替えの折りたたみ自転車3台、各種アウトドア用品、図書券などなどが当たり、みんなおおいに盛り上がりました。JJYUの佐藤副会長からこころ暖まるねぎらいの言葉をもらったあと、フレームに収まらないほどの大勢で記念写真をとり、再会を約束して散会しました。

 この大会では鹿児島ジュニアの子どもたちが夕暮れ帰路につく県外の車を会場出口で手を振って見送るという光景が見られます。ホストクラブとしての自覚、また会いたいなという気持ち、子供達の自然な振る舞いを見て熱いものがこみあげてきます。 

 真冬のヨットレース、このユニークな大会を支援し手伝って下さる各方面のかたがたに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

開会式で佐藤大会会長あいさつ 橋元レース委員長からの注意
出艇前フィッティング OP級 出艇前フィッティング ミニホッパー級SR
出艇前ミーティング マークの積込み
運営艇出発用意 OP級の出艇
スタート前 OP級のスタート
本部船 支援艇
応援団 OP上級者
OP上級者2 OP上級者3
OP上初級者1 OP上初級者2
真剣なフリー帆走 真剣なフリー帆走2
OP級の沈船。ガンバレ〜 桜島の虹
桜島噴火 シーホッパー級SR
シーホッパー級SR 夕暮れのシーホッパー級SR
タリーシートで帰着確認 艇の片付け
閉会式 安井常務理事あいさつ
OP級上級者 表彰 OP級初級者 表彰
シーホッパー級SR 表彰 記念撮影

安井常務理事の講話 参加者のお母様方
寒かったね。暖まろう。 来年も待ってるよ。

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