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ミキハウスカップ2009第19回ジュニアヨット国際親善レガッタ 実施報告
競技運営本部副本部長 玉置 純
((社)日本ジュニアヨットクラブ連盟 理事)
本年も外務省、文部科学省、東京都、財団法人日本セーリング連盟、若洲シーサイドパークグループの後援と三起商工株式会社(ミキハウス)の特別協賛、アサヒ飲料株式会社、株式会社オンザウェイの協賛を頂いて、社団法人日本ジュニアヨットクラブ連盟と東京都ヨット連盟との共同主催により、9月6日(日)東京都江東区若洲ヨット訓練所とその沖合においてミキハウスカップ2009 第19回ジュニアヨット国際親善レガッタを開催いたしました。
若洲ヨット訓練所は、東京都民のヨット教室や地元江東区小中学校ヨット部、ジュニアヨットクラブ、早稲田大学高等学院ヨット部、日本大学松戸歯学部ヨット部等幅広い層のヨット愛好者の活動の中心となっており、荒川の河口に位置する大変アクセスの良い会場です。
2016年招致活動中のオリンピックのセーリング競技会場予定地である若洲沖で、一昨年の8月に続き、本年8月にも(社)日本ジュニアヨットクラブ連盟主催の「国際交流ジュニアヨットクラブ競技会2009」が開催され、9カ国の外国チームを招待しての2016年東京オリンピック招致活動の支援活動が行われました。
レース当日は新型インフルエンザの流行や新学期開始直後であること等懸念される点もありましたが、遠くは宮古ジュニアヨットクラブや浜名湖ジュニアヨットクラブからも来て頂き、13クラブと個人参加も含め60名の選手が参加し、その指導者や保護者90名、大会運営役員50名が加わって総勢200名を超える大会となりました。天候も今夏は不順な状態が続き、心配されましたが、朝から晴天に恵まれることができました。
9時30分より開会式が行われ、佐藤精知夫大会副会長、特別協賛を頂いた三起商工株式会社光川彰夫総務部長より選手たちへの激励の挨拶と師田充夫レース委員長からの注意事項等の説明がありました。A、Bグループ別艇長会議の後、各艇出艇しレース海面へ向かいました。競技は例年通り上級者クラスのAグループ34艇と初心者クラスのBグループ26艇に分かれて、Aグループは荒川河口三角州沖レースコースで、Bグループは若洲ヨット訓練所のポンド内レースコースで実施しました。
Aグループは全レースを通じ、北東から東北東3〜4m/sの安定した風に恵まれ、10:30に第1レースがスタートしました。安定した風の下、各所でデッドヒートが展開され11:21に第1レースが終了しました。引続き第2レースが11:41、第3レースが12:47に開始され、予定通り3レースを消化することができました。レース後半の風が強まってきた中では選手間に若干の技量差が見られたものの、多くの選手が日頃の練習の成果を充分に発揮できたものと思います。
Bグループは昨年同様3組に分けての予選を2レースずつ行いました。予選各組の1位〜3位がゴールド、4位〜6位がシルバー、7位〜9位がブロンズと再度組み分けをしての決勝では各1レースを行う事とし、ブロンズ・グループより開始して、各組の1位選手は勝ち上がるシステムですが、勝ち上がった選手は上位のクラスでも健闘していました。 ゴールドのレース後半ではかなり強いブローが入るコンディションとなりましたが、Aグループの選手に匹敵する走りっぷりを見せる選手も見られました。ポンド内でのレースでしたので、各クラブの声援も飛び交い、非常に賑やかな雰囲気のレースとなりました。
全レース終了後、予定を早め15:35より閉会式閉会式を陸上本部前で行いました。成績発表に続き、1〜6位までに表彰状、1〜3位に金、銀、銅メダル授与を行いました。 Aグループ優勝者の夢の島ヨットクラブ市川夏未さんにはミキハウスの優勝者ジャケットが光川総務部長より授与されました。更にAグループ優勝者の市川さん、Bグループ優勝者の夢の島ヨットクラブ八木貴大君にはクリスタルの「ミキハウスカップ」が同じく光川部長から授与されました。その後、伊藤雅宣競技運営本部長((社)日本ジュニアヨットクラブ連盟専務理事)の挨拶、A海面について吉村茂大会運営本部事務局長((社)日本ジュニアヨットクラブ連盟理事)、B海面について師田充夫レース委員長(東京都ヨット連盟理事)のレース講評と、全体について下田悟プロテスト委員長(東京都ヨット連盟理事)より講評があり、閉会式を終了しました。
続いて、参加選手と指導者、保護者、運営スタッフ一同が参加し、親睦パーティが盛大に行われました。美味しい食事と飲み物を楽しみながら、ミキハウスより提供頂いた多くの飛び順位賞の副賞やジャンケン大会での賞品授与に選手一同大いに盛り上がりました。子供たちのジャンケンの後に指導者・保護者のジャンケン大会も初めて行なわれ大人も童心に戻って楽しんでいました。
今回特別ゲストとして世界的に有名な和太鼓奏者の壱太郎氏を迎え、和太鼓の演奏を全員で聴きましたが、その迫力に選手達も圧倒されていたようです。最後には会場周辺の清掃を参加者全員で行い今年の大会を無事終了しました。
最後に本大会にご協力頂いた全ての関係者に感謝申し上げるとともに、来年の20回大会がより多くの参加者を得て充実したものとなるようご協力を重ねてお願いして、報告とさせて頂きます。
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